【こんな症例も治ります シリーズ 335】 椎間板ヘルニア(甲状腺機能低下症、膿皮症に併発した) も 的確な診断と治療でコントロールします。

この機器が、カラダの中に流れている\氣/を整える次世代医療の一つです。 てんかん等の発作も落ち着きます。 優れモノです。

 

 

 

犬 12歳 オス

【 いくつもの病院で手に負えなかったので、なんとかして欲しい 】とのことで来院されました。

■ この子は5年前に他院様で椎間板ヘルニアと診断され、後ろ足が全然動かない状態でした。 また甲状腺機能低下症と膿皮症も併発していました。

■ これまでの治療として、家でのリハビリ、甲状腺ホルモン剤の内服、長期の抗生剤の内服をしていたそうです。

■ 当院のレントゲン検査で胸椎が3つほど、異常な構造をしていました。そして股関節脱臼も新たに見つかりました。

■ 甲状腺ホルモンが十分薬で補充できているのかも確認したところ、量が足りないことも分かりました。 そして、長期にわたり抗生剤を使用していたため、【薬剤耐性菌が増えており、膿皮症に効く抗生剤がない】ことも皮膚培養検査で分かりました。

■ 飼い主様は、この子にあまり負担をかけたくないとのことでしたので、椎間板ヘルニアかどうかの精査および手術はしませんでした。

■ そこで、治療方針として、甲状腺ホルモン剤の増量を行いました。 また、ヘルニアに対しては、オゾン療法(抗酸化・抗炎症)、UPB(気の流れを整えてあげる)を実施し、膿皮症に関しては、消毒薬での毎日の消毒で経過をみました。

■ この治療により、日に日に歩くようになり、また膿皮症もかなり改善してきました。 今では、自分から歩きたいアピールをしています。

■ 甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモンが不足することで、免疫低下による感染症(膿皮症)や活力低下などが起こります。 このホルモンが十分補足されたことで、この子は元気を取り戻し、免疫機能も上がり、消毒薬との併用で膿皮症が治ってきたと考えられます。

■ 椎間板ヘルニアや股関節脱臼では手術することが多いですが、様々な理由で手術が出来ない場合も、当院には他の治療の選択肢があります。 この子のオゾン療法やUPBもその1つです。

■ 「この子に出来る他の治療はないか」などお困りの方はぜひ、一度当院にご相談ください! 何か良い方法がないか一緒に探してみましょう!

獣医師 湯本優希

 

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